残念ながら当院は長期入院設備がありませんので大きな手術(子宮癌・卵巣癌・子宮筋腫などにたいする開腹手術)が必要な場合は、連携の病院(日本鋼管病院など)に紹介させて頂きます。日本鋼管病院での手術の場合、私も手術に入らさせていただき、責任をもって対応したいと考えております。
*当院で実施される手術は日帰り手術(局所麻酔、静脈麻酔の範囲)のみ
  となります。
子宮内膜前面生検
  子宮体癌・内膜増殖症・内膜ポリープの可能性のある場合、子宮内膜をできるだけ残さず生検し正確な
  病理診断を行います。朝、禁飲食で来て頂いた静脈麻酔(眠り薬など)で痛みがないように施行。
  2時間後くらいに退院となります。
頚管ポリープ、子宮筋腫分娩の切除
  通常の外来診療でも切除可能な小さなものもありますが、出血が予想される大きなものは止血、縫合の
  準備をし切除します。
外陰部腫瘍、コンジローマ、皮下腫瘍、脂肪腫など
  局所麻酔で腫瘍を切除あるいは核出し、必要性があれば縫合します。
バルトリン腺のう腫切除、開窓術
  外陰部にできる良性腫瘍で感染すると強い痛みの原因になります。
  局部麻酔下で腫瘍壁を切開、窓をあけるようにして再発しないように手術します。
膣式卵巣のう腫吸引術
  経膣エコー下で卵巣のう腫内容を吸引します。
  チョコレートのう腫(内膜症)の場合は、アルコート固定を施行。再発をできるだけしないように努めます。
人工妊娠中絶術
  望まれない妊娠、どうしても継続できない妊娠。当院ではこのような場合に、母体保護法に基づき、人工妊
  娠中絶を行っています。子宮を傷つけたりして、後々の妊娠に影響を及ぼすことないように安全な手術を心
  がけています。
  当日の朝、食事をとらないで来ていただき、子宮の出口を十分に拡張するためにラミセルやダイラパンとい
  う器具を子宮頚管の中に挿入します。器具が水分を吸収し、頚管ゆっくりと開いてくれます。
  だいたい14:30頃に静脈麻酔(ラボナール・デュプリバンなど)を使用し、眠っているうちに(痛みを感じない
  うちに)手術をします。 
< 処置方法 >

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